『シャーロック・ホームズ対伊藤博文 改訂完全版』 著:松岡圭祐

シャーロック・ホームズ対伊藤博文 改訂完全版 (角川文庫) [ 松岡 圭祐 ]

価格:1012円
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空は青く、見上げんばかりの高峰に降り積もった雪の白さをも、照りつける五月の陽射しに溶け半ば消失しつつある。(本文一行目引用)

この一文から、ライヘンバッハの滝でのシャーロック・ホームズとモリアーティ教授の戦いがはじまります。

その戦いの中で、シャーロック・ホームズが柔術をくりだし・・・。

それをきっかけに、彼は子供の頃に初めて見た柔術を思い出す。奇妙な風体の青年がくりだした柔術を。

その青年の名はー、伊藤春輔(いとう しゅんすけ)。

後の伊藤博文(いとう ひろぶみ)である。

  • タイトルの二人について紹介

【 シャーロック・ホームズ 】

イギリスの小説家、アーサー・コナン・ドイルが創作した推理小説シャーロック・ホームズシリーズの主人公。彼は自らを世界で唯一の「民間諮問探偵」と称し、優れた観察眼と推理力をもって難事件をいくつも解決している名探偵。ロンドンのベイカー街221Bにあるハドソン夫人が所有するアパートで部屋を借りて暮らしている。ジョン・ワトソン博士は相棒であり親友。そしてシャーロック・ホームズシリーズは、そのワトソン博士が書き手として描かれている。マイクロフト・ホームズは兄で、官庁で会計検査の仕事をしている。

『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』のはじまりである、ライヘンバッハの滝でのモリアーティ教授との対決は、56ある短編小説のうち24番目に発表された『最後の事件』である。

 

【 伊藤博文(いとう ひろぶみ) 】

明治時代の日本の政治家。天保十二年十月十六日生まれで、幼名は利助(りすけ)だった。十五歳の頃に、吉田松陰の私塾「松下村塾(しょうかそんじゅく)」に入門し、松陰から目をかけられ俊輔(しゅんすけ)の名をもらった。その後、攘夷運動に参加。藩士になり、名を春輔(しゅんすけ)に変えた。文久三年に藩命によってイギリスに密航し留学したことがある。元治元年に長州藩への総攻撃が近いことを知り、急遽帰国。そして、戦争回避に奔走する。

そして明治維新後、伊藤博文(いとう ひろぶみ)と改名。初代内閣総理大臣に就任し、近代立憲主義社会の基礎を築いた人物である。

 

  • 本編のあらすじ

ライヘンバッハの滝での戦いの後、シャーロック・ホームズは、兄マイクロフトの力を借りて日本へ向かいます。

そして伊藤博文と再会し、匿ってもらうことに。

しかし、その日本では、来訪していたロシアのニコライ皇太子が斬りつけられ負傷する事件が発生していた。

それは日露の関係を揺るがす大事件。

シャーロック・ホームズと伊藤博文の二人は、その事件に巻き込まれながらも、立ち向かっていきます!

こちらの本は、全米ベストセラーで、正典の矛盾を解消した名作です!!

こちらの本は、読みごたえ抜群の時代ミステリー小説です。

私は読み終えた後に続編があるのがすごく嬉しく思うほど、楽しく読ませていただきました!

個人的には、ホームズから見た明治時代の日本人の暮らしぶりの描写がとても好きです。

気になる方はぜひ、『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』をご一読ください!

 

↓読了した時のツイートです!

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