「イン・ザ・メガチャーチ」著:朝井リョウ
価格:2200円 |
今年、2026年になっての初読書に朝井リョウさんの15周年記念作品である「イン・ザ・メガチャーチ」を選び読了したところ、とてもインパクトのある本を選べたなと私自身の勘をほめたくなりました。
それほどの衝撃のある作品でした!
作家・朝井リョウさんについて…
「イン・ザ・メガチャーチ」を書かれた朝井リョウさんは、2009年に青春小説「桐島、部活やめるってよ」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
2013年には、「何者」で第148回直木三十五賞受賞。
他にも、「世界地図の下書き」「正欲」「スター」「そして誰もゆとらなくなった」「生殖記」など多数著作されています。
今回の作品「イン・ザ・メガチャーチ」のメガチャーチとは…
メガチャーチ(Megachurch)とは、平均週末の信徒数が2000人以上のプロテスタントのキリスト教会である。
メガ・チャーチは世界で最も成長しているキリスト教会の伝道スタイルであり、世界的に発展を遂げている。特に宗教に無関心な若年層から多く支持されており、伝道において重要な役割を担っている。
【ウィキペディア(Wikipedia)より参照】
「イン・ザ・メガチャーチ」では、このメガチャーチを現代の推し活からのファンダム経済と結びつけられていてとても面白い!
ファンダム経済の素晴らしさと恐ろしさを、メガチャーチを通して朝井リョウさんに教えられました…。
「イン・ザ・メガチャーチ」本編あらすじ
この物語では、三人の登場人物がメインになっています。
一人は、久保田慶彦(47)
レコード会社に勤務。
裏方で仕事をしていた彼は、ある日とある能力を買われて、アイドルグループ運営に参加することに…。
今の生活から一歩踏み出したいと思っていた彼は、それをきっかけにと積極的に行動する。
二人目は、武藤澄香(19)
海外留学を志す女子大学生。
ところが内向的な気質に悩み、学生生活があまり芳しくなく…。
そんな時に一人のアイドルを知り、その彼に強く共感を示し心惹かれる。
三人目は、隅川絢子(35)
契約社員で、会社で知り合った「いづみさん」と、ある舞台俳優を熱烈に応援している。
彼女はそれを生きがいに今の生活を楽しく満喫中。
そんな中、ある報道をきっかけに生活が一変…。
この三人それぞれが、まるで脳を溶かしてしまうように夢中になってしまったこと、そのきっかけ理由は必見です!
もう、朝井リョウさんの心理描写が、登場人物たちに自分を見ていると思うほど共感してしまうと同時に、それは私自身も脳を溶かしているのでは?と恐怖に駆られてしまいます。
そして読了後は、読者の創造を強くかき立てられます。
私なんて、読んでから二日間「イン・ザ・メガチャーチ」によって脳が溶けたように今の自分の人生を考えさせられました…。
もう一度言わせていただきますが…、
それほどの衝撃の一冊なのです!!
ぜひ、ご一読ください!





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